o u r s t o r y
Background
「健全な山を育てたい。
ビジネスチャンスも多くある。」
インドネシアで貿易関係の仕事をしていた中川雅也。現地でデング出血熱にかかったことがきっかけとなり、会社を退職。
地元和歌山県田辺市に戻ることとなった。偶然見つけた森林組合の求人に応募し、中川は林業の世界に入った。
働き始めて林業の現状を知った。
山を健全に保つための手入れがされておらず、山が荒れていること。
利益が出ないことを理由に山の管理をしない人がいること。
8年間、森林組合の職員として働いた後、中川は起業を決意した。
「山を守るため、林業を産業として復活させる。
「ビジネスチャンスはたくさんある。」
そうして中川は(株)中川を設立した。
Mission
「植栽放棄地をゼロにする」
現在、和歌山県には木を伐採した後に何も植えられていない
山が多く存在します。
植栽をしなければ次の世代に山を
残すことができない。
林業という産業を途絶えさせてしまう。
利益を出すため、山林所有者は製品である木を切り収益を
上げることを優先し、
将来への投資である植栽を後回しに
してしまう。
更に林業従事者が減少したため植栽に人員を
割く余裕もない。
ここに確かなニーズを感じた中川は「木を伐らない林業」というテーマを掲げ、
育林事業(植栽などの森林管理業務)の展開をスタートさせた。
Vision
「林業を自由に、おもしろく」
(株)中川は今までのイメージにとらわれない、新しくおもしろい林業を創造します。
若者の採用、高賃金、勤務時間の自由化、
林業界以外の産業とのコラボレーションなど新たな働き方や事業を展開します。
植栽放棄地をゼロにし、健全な山をつくる。
林業界をよりよい業界に変えていく。
和歌山から林業の魅力を伝えていく。
(株)中川は次世代の林業を創っていくことに貢献できるよう
進化していきます。