安全な作業を目指し、防護ズボンを支給!
林業労働力強化対策事業により防護ズボンと作業用アンダーウェアを導入しました。
弊社において、チェーンソーの使用頻度が高い作業は「地拵え」です。
地拵えでは、伐採された山の中を歩く、伐倒された木を持ち上げるために屈むといった運動が多いため、以前から「動きやすい防護ズボンが欲しい」という現場の声がありました。
そこで、個々の作業員の体型や動作に適した防護ズボンを支給することにしました。
やはり、それぞれ着心地や動きやすさなどの感じ方が違うようです。
最終的にシッププロテクション、ファナー、モンベルの3メーカー5種類の防護ズボンを導入し、各作業員に支給しました。
そして、防護ズボンの取り扱いやチェーンソーによる作業姿勢や伐倒技術を見直すため、Woodsman Workshopの水野雅夫氏を講師として招き、伐倒技術向上研修を開催しました。
改めて安全作業を振り返り、無意識に行う行動や思い込みによる行動を見直し、安全な作業とは何か、それを意識する大切さを学びました。
もう1つ導入した作業用アンダーウェアは、撥水性や通気性が高く、汗冷えしないファイントラックのドライレイヤーです。
今年の秋は、天気が良く、暖かい日が多かったため、休憩中や作業後の汗冷え対策に繋がりました。
寒さの影響で筋骨格系障害が発生するリスクもありますので、冬の作業も汗冷え対策は欠かせません。
このドライレイヤーの導入により、汗冷え対策と作業の快適さが向上することを期待しています。