熊野の森再生事業がグッドデザイン賞を受賞しました!

2020年10月1日 ALL ニュース

和歌山の林業ベンチャーが株式会社中川が取り組む「熊野の森再生事業(企業の森)」がグッドデザイン賞を受賞しました。


「熊野の森再生事業」は、熊野(和歌山県田辺市)地域と森林を守る森再生事業で、地域・コミュニティにおける取組が今回、評価されました。
この取組は、地域と森林の保全に賛同する企業が、地元の耕作放棄地や空き地で苗木を育成し、育った苗木を当社が買取るというものです。その苗を賛同企業と共に熊野の山に植栽します。管理は当社が行い、苗木のもとになるどんぐりは地域の子どもたちと拾い、森林を再生していくというサイクルをつくります。


当社はこのプロジェクトにより継続的に苗木の確保ができます。賛同企業は苗木を当社に販売することで利益を得られるほか、緑化事業に参入することもできます。地域の森林は復活し、子どもたちにとっては森に関わる機会(木育)になります。熊野の森再生事業は、地域の人々が地元の森林に関心を持ち、長く愛し、みんなで森を育てていくプロジェクトなのです。


このプロジェクトを立ち上げた背景には、和歌山県田辺市内で伐採後植栽されない山林が増加しているということがあります。森林は水源涵養機能や土砂流出防止機能、大気保全機能等、地球環境保全に関わる重要な機能を有しています。植栽されず、伐採された状態の山林が増加すると、これらの機能が低下し、災害発生や川の水の減少、大気汚染等に繋がります。しかし、企業が緑化事業に参入したくても、企業の費用負担が大きく参入が難しい状態にあります。森林という地域に大きく関わるこの問題の解決には地域の協力や理解も必要です。そして、協力や理解を得るためには森林と地域住民の接点が必要です。


一方で、熊野地域では耕作放棄地の問題を自治体は抱えています。弊社は育林事業を行っていますが、植栽に使用する樹木苗の県での生産が低下しており、将来的に確保が難しくなると予測されます。育苗に十分活用できる耕作放棄地があるならば、そこで育苗ができれば、一石二鳥!これらすべての問題を解決すべくこのプロジェクトが誕生しました。


熊野の森再生事業は地元企業のみなさんと協力し進めています。ご関心のある方はぜひ、当社お問合せページよりご連絡ください。

熊野の森再生事業の仕様を紹介します。まずは株式会社中川と地元企業で委託契約を締結し、国や県の補助金も活用しながら進めます。対象面積は0.1ha~1.0ha。契約期間は単年から可能です。企業負担費用は5万円~10万円。造林樹種は地域にある樹種であれば、針葉樹・広葉樹問わず対象です。森林所有者と長期受委託契約か無償賃貸借契約を交わします。


植栽後の管理は株式会社中川が経営計画に基づき、社有林として無償で行います。苗木を育てていただき、約2年ほど経ち、植栽できるタイミングになれば当社がその苗木を買取ります。そのためみなさんはほとんど経費を使わず(苗木の買取数によってむしろ利益が出る場合もあります)、緑化事業に参加していただけます。地元の森林を守りたい方や、従業員とのコミュニケーションの場として使いたい方等、ぜひご連絡お待ちしております。

【グッドデザイン賞2020 受賞ページ】
https://www.g-mark.org/award/describe/51256?token=KNydhURotg

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